お知らせ
2009年8月26日
ビズソフト株式会社
『ツカエル経理 2009』給与計算オプションご利用中のお客様、ならびに
『ツカエル経理 J-SaaS版』をご利用中のお客様へ
厚生年金保険料率 および 全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の健康保険料率が、平成21年9月分(10月納付分)から改定されます。
ツカエル経理の給与計算オプションをご利用の方は、厚生年金保険および健康保険の料率を[給与規定]ダイアログで変更することができます。9月分の保険料を徴収する月の給与明細書を作成する前に、保険料率を[給与規定]ダイアログで変更してください。
なお、9月3日以降、ツカエル経理のプログラム更新が行われるため、下記の手順は『ツカエル経理 2010』での操作を案内しています。あらかじめご了承ください。
【対象】
『ツカエル経理 2009』給与計算オプションご利用中のお客様
『ツカエル経理 J-SaaS版』ご利用中のお客様
【改定内容】
■厚生年金保険料率が、現行の 153.50/1000 から 157.04/1000 に改定されます。
改定前 | 改定後 | |
---|---|---|
厚生年金保険料率 | 153.50 / 1000 | 157.04 / 1000 |
従業員負担分 | 76.75 / 1000 | 78.52 / 1000 |
事業主負担分 | 76.75 / 1000 | 78.52 / 1000 |
■ 全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の健康保険料率が、現行の全国一律 82.00/1000 から都道府県支部ごとの保険料率に改定されます。
都道府県ごとの保険料率はこちら ⇒ 都道府県毎の保険料率への移行について
※ 改定内容の詳細は、所轄の社会保険事務所にご確認ください。
※ 組合管掌健康保険に加入されている事業所の方は、ご加入の健康保険組合にご確認ください。
【変更の手順】
今回の改定によるプログラムの変更はございません。
9月分(10月納付分)の社会保険料を徴収する給与明細書を作成する前に、保険料率を[給与規定]ダイアログでご変更ください。
改定前 | 改定後 | 備考 | |
---|---|---|---|
都道府県単位の保険料率 | 82.00 / 1000 | [81.50~82.60(A)] / 1000 |
改定後の保険料率(A)は都道府県ごとに異なります。 |
健康保険(介護保険に該当しない) | 41.00 / 1000 | [(A)÷ 2(B)] / 1000 |
(A)を折半した数値 (B)を設定します。 |
従業員負担分: | |||
健康保険(介護保険に該当する) | 46.95 / 1000 / 1000 |
(B)+ 5.95/ 1000 | (B)に介護保険料率の従業員負担分 5.95 を足します。 |
従業員負担分: | |||
内基本保険 | 25.00 / 1000 | (B)- 16.00/ 1000 | (B)から特定保険料率の従業員負担分 16.00 を引きます。 |
従業員負担分: | |||
内特定保険 | 16.00 / 1000 | 16.00/ 1000 | 特定保険料率は全国一律 3.20%(従業員負担分:16.00/1000)のままで変更ありません。 |
従業員負担分: |
例えば東京都の場合、健康保険料率は 82.00/1000 から 81.80/1000 に変更されます。
81.80 を折半した 40.90 が[健康保険料(介護保険に該当しない) 従業員負担分:]の保険料率です。これに介護保険料率 5.95 を加えた 46.85 が、[健康保険料(介護保険に該当する) 従業員負担分:]の保険料率です。
特定保険料率は変更ありませんので、[健康保険料(介護保険に該当しない) 従業員負担分:]の 40.90 から 16.00 を引いた 24.90 が、[内基本保険 従業員負担分:]の保険料率となります。
※ [OK]ボタンをクリックして「健康保険料率の大小関係が不正です」というメッセージが表示された場合は、 「内基本保険」と「内特定保険」の従業員負担分保険料率を足した数値が「健康保険(介護保険に該当しない)」の従業員負担分保険料率と一致していません(「健康保険と内訳の差分」が 0.000% になりません)。
数値を確認し、「健康保険と内訳の差分」が 0.000% になっていることを確認のうえ、[OK]ボタンをクリックしてください。